2006年1月31日(火)

※本日は無駄に長編です。

喉にね、魚の骨とか刺さったりすることってあるよね。
今日の俺はね、喉に髪の毛がからまったんだよ。
もしかしたら、あまり珍しいことじゃないのかもしれないけどさ、
口あけてたら何かの拍子に自分の髪の毛が、ハラッと口の中に舞い降りたのさ。


で、すぐに「ぺっ」って吐き出せばよかったんだけれども、
それがまた、そういうことができる状況ではなかったんですよ。
で、口の中で舌を使って、もごもごやって取り出そうとしたんだけれども
意に反して、抵抗すればするほど奥の方へ入っていくんですよ。


でね、最初はコーヒーとか飲んでれば大丈夫かなって思ったんです。
だけれども、飲んでも飲んでも喉の違和感は消えず。
そういや、魚の骨とかって、ご飯を噛まずに飲み込めばとれたりするじゃん。
って思って、それも試してみたんですけれども効果なし。


いい加減、発狂しそうになったので、鏡で喉の奥を覗き込んでみたんです。
おぉ、我ながら立派な喉ティンコだなぁなんて思いながら、注意深く探してみたら
いるんですよ。諸悪の根源が。


とりあえず、うがいをしてみたんです。
ふつー取れると思うっしょ。だって所詮は髪の毛ですよ。繊維ですよ。
ところがですよ、それがまったく微動だにしないんです。
何べんうがいを繰り返しても、動かぬこと山の如しなんですよ。


これはどうしたものかと、考えていると職場のパートのおばちゃんらが
ある知恵を授けてくれたんです。



「割り箸にガムテープつけて喉に突っ込めば取れるんじゃない?」



え?え?え?何?割り箸にガムテープ?
何それ。流石にその発想はなかったわ。


というわけで早速試してみました。というより試さざるを得ない状況でした。
ギャラリーが見守る中、割り箸テープを喉奥に挿入してみる。
















うげっ





いや、なるっしょ。当然の結果でしょ。
涙目で、えずく俺を見て爆笑のおばちゃん達。
あぁ、まさか職場でJACKASSするとは思わなかった。


結局その方法では取れなかったんで、毛抜きを借りて取りました。
取るときに気づいたんだけれど、髪の毛が喉に突き刺さっていました。
髪の毛って刺さるんだね。みんなも注意したほうがいいよ。


でもね、取れた時に何とも言いがたい喜びと達成感があったんだ。
例えるならば、スティーブ・Oが金魚を飲み込んで吐き出した時の様な喜びに近いものが。
おかげで、今日一日よく頑張ったなぁという気がしました。
そんな無駄に頑張ったというお話。
オチとかないよ。