2005年8月24日(水)

ねぇ、みんなこんな話を知ってる?

某県にある廃墟にまつわる話なんだけどさ、
そこは、いわゆる恐怖スポットの名所なんだって。
で、ありきたりな話なんだけど、でるんだってさ。何かしら。

その廃墟に隣接する町に住んでいるS君ってのがいてさ、
S君はそういうオカルトチックなものが大好きだったんだって。
大学でもそんな感じのサークルに入っていたみたい。

夏休みに入って、S君が彼女を誘って例の廃墟に行ってみようってことになったんだ。
もちろん彼女はひどく嫌がったんだけれど、S君があまりにもしつこく誘うから
欲しかったバッグだか時計だかを買っくれるって条件で渋々OKしたんだ。



で、こっからなんだけれど、この先はこの話を聞いている人それぞれ違う世界が見えるんだよ。
うん。よくわかんないんだけどさ、とにかく同じ話を聞いても人それぞれ違う話に聞こえるらしいんだ。
とにかく不思議な話なんだよ。
俺は心霊とか、おばけだとか幽霊だとかとは縁は全くと言ってないんだけど、
この話を聞いた後に背筋が凍ったね。

あ、いい忘れるところだった。ここから先を聞くにはちょっとした約束があるんだ。
その約束ってのは

【左手で拳を握って、話が終わる時まで決して開いてはいけない】

簡単でしょ?
もしその約束を破ると・・・。
それは俺もまだ知らない(笑)
破った人を見たこと無いからね。
まぁ、ちょっとした恐怖感を盛り上げる為のお遊びだとおもって、この約束につきあってよ。
じゃあいいかい?続けるよ。



S君と彼女は例の廃墟に車で行ったんだ。
時刻は大体22時前後。その夜は曇っていてね、月も星も見えない空だったんだ。
廃墟の入り口から500m位の所まで車で行ってね、そこから先は車では入れないから2人して歩いていった。
暗闇の中。
その名のとおり廃墟だから、管理なんかしてなくってね、
草とか茂りたい放題で、何とも不気味な感じがする道を、
懐中電灯の明かりをだけを頼りに、廃墟目指して歩いていたんだ。
その時点で彼女のほうは、もう怖くなってしきりに帰ろうと言ったんだけど、
S君は大丈夫だからと言ってどんどん先に行ってしまう。

もしかしたら、その時の彼女が言った「帰ろう」って言葉は最期の警告だったのかもしれない。

なんとか廃墟の入り口まで辿り着くと、そこはあたり一面ゴミだらけ。
ほら、こういう廃墟って不良だとか浮浪者だとかがたむろするじゃない。
外壁とかに落書きがたくさんしてあってね。
でも、それが余計に廃墟の不気味さを必要以上にだすんだよね。

そして、いよいよ廃墟の内部に入ろうとS君が玄関のドアノブに手をかけたとき
S君は自分の背後に異様な気配を感じた。

ここにいるのは自分と彼女だけ。そして彼女は自分のすぐ横で青い顔して震えている。
どうやら彼女もその異様な気配を感じ取ったらしい。

S君がまさかとは思いながらも疑心暗鬼にふりかえると、そこには・・・

















さて、そんなことはどうだっていいですよ。
ここまで書いて、いい加減疲れましたよ。
むしろ、もう考えるのに疲れましたよ。
てか、何この話。チョーテキトーじゃん。
何よ、人それぞれ違う話に聞こえるらしいって。
一体どーゆーことよ。んなわけねぇだろ。
左手で拳を握るって何?どんな約束だよ。

全く、自分で作り話しといて責任のとれないようなネタを使うなっつーの。
こんな話のオチなんか考えつかねっての。
無駄に長文書きやがってなぁ。
読むほうの身にもなれやな。
はい。ごめんなさい。


というわけで、Wたる君農場より朗報







おーい でかすぎだろー ネックレスにしてやったがな




不覚にも仕事中に吹いた