2004年11月9日(火)
長井秀和という芸人は一体何がどう面白いのかがわからず、
家で悶々としていたところに、1つのいわゆる都市伝説みたいのが俺のモトに迷い込んできたわけですよ。

「くねくね」
ある夏の日の昼下がり。
田舎に遊びに来ていた幼い兄弟が田んぼの中で遊んでいる。
ふと、遠くの方に"何か"が居る事に気付く。
形や大きさから言ってかかしではないかと思ったが、それは白く、
ゆらゆらくねくねと奇妙に揺れながら、静かに移動している。
兄弟はそれが気になって仕方が無くて、双眼鏡を家に取りに走り、戻ってくるとすぐさまそれを覗き込んだ。
先を越された弟はわくわくした気持ちを抑えきれず、早く早くと兄を急かす。
しかし、双眼鏡をじっくりと覗き込む兄の様子が次第に変わっていく。
双眼鏡を持つ手は震え、顔を蒼白くし、冷や汗をだらだらと流している。
この暑い日に。兄の悪ふざけだと思った弟だが、ただならぬその状態に異変を感じ取る。
感じ取りながらも「あれは何だったの?」と聞く。
兄は答えた。
「ワカラナイホウガイイ」
と。
その声は彼のものでは無かった。
兄はそんな状態のまま家に戻ってしまい、残された弟はまだその妙な物体が気になって仕方が無かった。
少しばかりの恐怖を感じながらも好奇心には勝てず、
地面に落ちた双眼鏡を拾おうとしたその時、祖父が慌てて駆け寄ってきた。
そして、「あれを見てはいけない!!」ときつく言った。
家に連れ戻された弟はさらに奇妙な光景を目にする。
泣き崩れる家族。
その中で一人、あの物体のようにくねくねと踊るように動く兄の姿。気味悪く笑いながら。
田舎から家に帰る日、祖父と祖母は兄をここに置いておいた方がいいと言った。
何年かしたら田んぼに放してやるつもりだと言った。
車に乗り込み、弟は泣きながら全く変わってしまった兄に手を振った。


長くなりましたが、こんな話聞いたことあります?
他にもいくつかあるみたいなんです。
もう俺は気になってしょうがないんですよ。
あの白いくねくねは一体なんだったのでしょうか。
知っている人、目撃した人マジにメールにて詳細キボンヌ。