2013年3月9日(土)



職場にミッキー君というのがいましてね、
僕の直属の部下に当たるわけなんですが
彼、若くして出来る子なんですよ。
それはそれは優秀で誰しもが憧れるカリスマ的存在なのですよ。


でも、天は二物を与えずといいますか、
彼、仕事以外のことはちょっぴダメ
まあ、何といいますか天然といいますか、
いわゆる世間知らずなんですよ。


彼にまつわるエピソードはたくさんあるんですが、
今日のお話は

「祝詞奏上」

祝詞奏上(のりとそうじょう)って言葉聞いたことあります?
そう、よく神主さんがお祈りとかお祓いとかの時にする儀式のひとつ。
身近なものですと、地鎮祭や健康祈願とか厄払いとかの時にやると思います。


この「のりとそうじょう」って響きが何となくツボって
U−KOさんと俺の間でブームなっていた時期がありまして
ことあるごとに特に意味はなく「のりとそうじょう」って言って
笑かしあっていた時があったんです。
ほんと特に意味はなく。ガキのように悪乗りして遊んでたんです。



それから半年以上の時が流れ
あくる日ミッキーが僕に報告してくれたんです。半ば怒り気味に。




昨日子どもの七五三やりに神社行って来たんですよー




そしたら、神主の人が唐突に




「祝詞奏上」




とか言ったんですよ




以前、「のりとそうじょう」って言って笑いあっていたから




僕はこの人



ふざけているのか



と思って笑ってしまったんですよ。







彼の中で祝詞奏上という言葉は俺らのせいで一種のギャグ的なものだと思い込んでいたらしい
言うなれば「
だっふんだ」的なものだと思っていたらしい。


そう勘違いしていたなら笑うよな。そりゃ。
だってあの張り詰めた神前で、神主が唐突に







だっふんだ





とか言ったら絶対に耐えられないと思うもの。


勉強になったな。



お前のせいで祝詞奏上がまともに聞けなくなった

PAST-LOG
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